“水のコリドー(回廊)”都市こしがや~水辺で“恋”が実るまち~

団体名
一般社団法人越谷市観光協会
背景

越谷市は埼玉県内第5位の人口を持つ市であり、首都圏に近く、東京都特別区部への通勤率は約3割程度のベッドタウン。大規模なレイクタウンが順次整備されており、大型商業施設を核として年間5000万人が来訪している。2015年より中核市となっている越谷市だが、周辺地域では超高齢化が進み、ベッドタウンとしての発展に伴う郷土愛の低下も危惧されている。

ストーリー概要

昔から水郷こしがやとして知られた1級河川5本が通る立地と、全国でも例のない、上野の不忍池の約3倍の面積を誇る広大な池を地区の中心に持つ街ならではの、河川・池を最大限に活用した、ボート・カヌー等の水上スポーツや景観クルーズ、川魚料理などのコンテンツをストーリーとして組み立てる。地域住民の間にも「水郷こしがや」のプライドを醸成していく。

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作成した地域ストーリー

2015.12.15

第6回検討会が開催されました。

2015/12/9

越谷市“水のコリドー(回廊)”都市、越谷の新たなストーリーづくり」第6回事業推進会議が開催されました。

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今回の検討会では、これまでの推進会議の経過や、マーケティング調査の結果の報告がなされました。

マーケティング調査では、越谷市の特徴(レイクタウンの集客、水辺)を活かし、レイクタウン利用者に周辺地域で楽しんでもらう(消費してもらう)事業を策定し、市民の愛着度を高めること目的に、レイクタウンを利用する20代、30代のカップル・夫婦を対象に調査が行われました。

マーケティングの結果、レイクタウンに関する満足度は総じて高いものの、「レジャー、アミューズメントに関して」は満足度が44%と低いことが明らかになったようです。

続いて、実証事業に関するプレゼンテーションとディスカッションが行われ、アメリカBBQレストラン風のディナーコースを提供したい、藍染体験は本来工場で行うが、工夫により施設に出張して行うようにする、という意見が出されました。

最後に、ストーリー事業の有識者である岩崎氏より、当地域には宿泊施設が皆無という現状があるが、当事業の今後の展開として、宿泊するだけの価値」をつくるということが重要となるだろうというような総括がなされました。

越谷市観光協会では、年明けの1月16日(土)に実証事業のモニターツアーが予定されており、ストーリーの策定も大詰めを迎えています。

2015.09.02

越谷市観光協会~第2回検討会~

2015/8/26

越谷市観光協会がつくり地域ストーリー

“水のコリドー(回廊)”都市、越谷の新たなストーリーづくり~歴史から学ぶ都市型超高齢社会の実験~

の検討会が開催されましたので、その様子をご紹介します。

まず、地域資源の共有を行うために、各事業者(栗原木工所、ハナブサデザイン、糀屋)のVTR紹介が行われました。

つぎに、本事業有識者の岩崎徹氏より、オリジナルストーリーの原案が提示されました。

越谷市観光協会が紡ぐ地域ストーリーのタイトルは、

「水辺のウエディング in KOSHIGAYA」

コアターゲットは越谷市と周辺地区の住民、来訪者の未婚男女です。アウトドア好きのカップルを想定し、

『出会いから結婚までを越谷の地域資源「越谷ブランド」を活用して提供する』

というコンセプトを立ち上げたそうです。

このオリジナルストーリーの原案を基に、ワークショップ形式でトーリーの検討を行いました。

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ワークショップでは、公園の集客の必要性とそれを実現するためのコンテンツ(ライトアップ、イベント、八潮~越谷間の航路の復活)を充実させることや、ウエディングに焦点を当て、出会いの場、パワースポット、籠染めした和紙を流し雛の衣に使用するなど、ワークショップで出されたアイデアを加えたストリー案の発表を行いました。

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最後に岩崎氏より、

水辺を洗練されたアウトドア(グランピング:ホテル空間をテント内に収めたような設備や出張シェフによるディナーの提供を伴うキャンピング)のロケーションとするなど、より広い若者層への訴求する仕組みが必要との統括がされました。

越谷市観光協会では今後5回の検討会を開催し、さらに10月12日(月・祝)にモニターツアーの実施、また1月27日(水)にシンポジウムの開催を予定しています。

 

 

2015.08.24

越谷市観光協会〜現地視察〜

2015/08/05

越谷市観光協会が今回地域ストーリーづくりの舞台とする、埼玉県越谷市を中心に現地視察を行いました。その様子をご紹介します。

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【中野形染工場】

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日本最後のカゴ染め工場として、来訪者への体験提供を模索しているそうです。現在はカゴ染めは稼働しておらず、模様を作る形(カタ)を灯篭にして百貨店などで販売・催事で展覧するなどしています。

カゴ染めは、2つのカゴでローラー状に浴衣生地を挟み裏表別々に糊付けすることで裏表柄の違う生地が出来上がるそうです。

【栗原木工所】

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仏具や人形周辺の木製品への漆をつかった鏡面塗装を営む木工所です。

近隣の映画関連会社から小道具作成依頼もあるり、高級ブランド店の店内装飾など、他ではできないクオリティの製品を求めて全国からネットを通して依頼があるそうです。

現在自社オリジナルブランドの確立を目標とし、地元越谷市で、他業種とのコラボレートをコーディネートしてくれる人を求めているとのこと。

【料亭 糀家】

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創業400年の歴史ある料亭です。近年、イケスで養殖したナマズで刺身を提案するなど新しい試みにも積極的に取り組んでいるそうです。

店内には絵画を中心とした美術品が多く展示され、さながら私設美術館の趣があるのも魅力の一つです。

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今回の現地視察では、映像撮影を同時に行いました。事業参画する各事業者の思いと現場の風景・商品等について、事業者間での共有を図ります。

2015.07.22

一般社団法人越谷市観光協会~検討会~

2015/7/15

一般社団法人越谷市観光協会は、“水のコリドー(回廊)”都市、越谷の新たなストーリーづくり~歴史から学ぶ都市型超高齢社会の実験~をテーマに、越谷とその周辺地域の歴史文化等の地域資源を結ぶストーリー事業を進めています。

今回は第1回検討会を開催し、その様子を取材しました。

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自己紹介を行った後、「地域ストーリーとは何か?」を共有するために、株式会社アイーダの岩崎氏より地域ストーリー、経験ストーリーのあり方、本事業の意味についての説明がありました。

さらに「マーケティングとは何か?」について参加者で共有し、岩崎氏より、地域の関係者がつながるきっかけづくりの必要性や、様々な事業者の連携の提案が行われました。

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最後に、今後のスケジュールとして事業者訪問や検討会議のほか、ツアーの企画実施や成果を発表するシンポジウムが開催されることが発表されました。

今後会議に関しては、参加者同士の意見交換が積極的に行えるようにしたいと考えているようです。